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たくましく明るい日本のゲイたち。

どうも、英司です。またまた珍しく更新が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
更新が続いているというより、書きためたものを小出しにしているだけなんですがね(笑)

■昨今溢れかえる怪しい言説の数々

少し前のエントリでも日本でLGBTビジネスは成り立たないのでは?という内容を書かせていただきましたが、最近は国内の大手広告代理店が露骨にLGBT市場を意識し始めているようで、それに追随した、当事者から見るとちょっとピンぼけした記事が目立ちます。

まず、ゲイ論壇で誰も疑わない既成事実化がなされている代表的例が以下。

「ソフトバンクは同性のカップルにも家族割を適応している素晴らしい会社だから、多くのゲイがそのソフトバンクの企業姿勢を支持しているため、LGBTにソフトバンクは人気」

という説ですが、これは僕個人が日々ゲイとして暮らしていて、とても不思議な違和感を覚えている言説の一つです。

そもそもLGBTにソフトバンクユーザーが多いかどうか、という定量的調査すら行ったことがないわけですが、それは置いておいて、確かに周りを見渡してみるとソフトバンクユーザーは多そうな感じはします(あくまで実感値)。


■物事を判断するときの基準にセクシュアリティはそこまで関係ない

周囲の人も自分自身も、ソフトバンクのその企業姿勢を支持しているから選んでいたか、と聞かれたら、そうでもない。そうした理由から同社を選んでいた人はごく一部の人で、大多数のゲイたちは新しいもの好きが講じて、早くにiPhoneを独占的に扱っていたのがソフトバンク社だったために、同社を選択したというのが現実的解釈でしょう。

(実際僕もソフトバンクユーザーでしたが、以前使っていたiPhoneが壊れてしまった際に他社へ乗り換えました。ソフトバンクのそうした企業姿勢はLGBT当事者として非常にありがたく、勇気をもらうものであることは事実ですが、一方で、家を引っ越してから同社の電波が少し入りづらくなっており、会社を変えたいとも思っていました。通信事業者に期待するサービスはあくまでも電話やインターネットを滞りなく使用できる機能というのが大前提で、LGBTへの配慮の有無がそれを打ち消すほどの価値をもっているとは思えません。)

他にも、社内にゲイコミュニティーがある会社や、LGBTへの手厚い配慮があることを打ち出している企業はLGBT当事者の学生たちに就職先としてとても人気、という論調も非常に目立ちますが、これも確かに一部の「LGBT版意識高い系」のゲイの大学生などには人気なのかもしれませんが、僕のような低意識系小市民(?・笑)や他の多数のゲイたちは、就職先や転職先を選ぶときにあまりそういう観点は重視していない。

「LGBTに手厚い配慮をしてくれる会社かどうか」よりも、「やりたい仕事がやれる会社か」の方が比較にならないほど圧倒的に優先順位が高い選択基準だし、携帯電話の会社を選ぶときも、「LGBTフレンドリーな会社かどうか」よりも、「欲しい機種を扱っているかどうか」「自分の住む地域の電波状況が良好かどうか」という基準で選ぶ方が圧倒的に合理的。

LGBTの消費者として扱われるよりも、一般消費者として扱われたいし、会社でだって、LGBTの従業員じゃなくて、一般従業員として扱われたい。

これが多くのゲイの肌感覚なのではないでしょうか。

もっとカッコ良く言うと、

「自身がゲイであることを理由に選択肢の幅を狭めるような生き方をしたくない」

と、多くのゲイは考えているように僕には見えます。

こうした日本のゲイたちの現状を見て、一部の「意識の高い」ゲイが、「日本のゲイは欧米に比べて意識が遅れてる」といいますが、僕は日本のゲイたちって実はけっこうたくましい生き方をしているんじゃないかって思います(笑)

これは、日本ではゲイであるという理由"だけ"で突如暴力を振るわれたり殺されたりすることもなく、または同性と性的接触をしたことなどを理由に法律によって罰せられる、という状況が、過去にも現在にも存在しない社会からこそ、選択できている生き方なのかもしれません。(なので、かつて同性愛に厳しかった欧米のキリスト教社会との単純比較にはあまり意味がありません)

こうしたLGBTマーケティングの言説の多くは「外側」から、「かわいそうなマイノリティ」に向けて発信されている場合が多いのですが、こうした情報の供給サイドが考えている以上に日本のゲイは明るく強く自分の人生を生き生きと歩んでいると僕は思います。

不平等や不利益を被りかねないシチュエーションではちゃんと主張しないといけないけど、保護・擁護・配慮を必要以上に求めすぎるのもまた、考えものなのではないでしょうか。

僕はこうした国内のゲイコミュニティの現状をもっと肯定的に捉えることから始めたらいいなと思います。


辛く孤独な思春期のLGBTを一番勇気づけるのは、制度や言説ではなく、強く楽しく生きる同じLGBTの大人たちの姿の後ろ姿なわけですから…。

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