セクシュアリティに悩む皆さんへ

どうも、英司です。
桜の季節も終わりまして、ゴールデンウィークも近づいてまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。行楽の季節ですので、お出かけしたい気分ですね~。


■自分のセクシュアリティに悩む皆さんへ

このブログの読者には様々な方がおりますが、今回はまだ自分のセクシュアリティを受け入れきれずに悩んでいる若い方へ向けた内容となります。

あまり上から目線であれこれモノを言うのは好きではないのですが、そのような印象を与えてしまったらすみません。


■その「カウンセラー」は本当に大丈夫?

「カウンセラー」という職業は、「コンサルタント」や「アナリスト」などと同様、厳格な使用規定のない呼称であるため、いくらでも自称することが可能。そのため、専門的な知識やスキルを有していない場合であっても「カウンセラー」を名乗ることは可能で、こうした自称心理カウンセラーによる消費者問題などが密かに社会問題化しつつあります。

何もこれは消費者問題に限ったことではなく、性的少数者の社会でも十分注意すべきことだと思います。

最近、同性愛に関する言説の急速な増加に伴い、性的少数者向けのカウンセリング、電話相談を行う団体などが複数現れました。こうした流れは本来歓迎すべきことですが、手放しで喜べるようなことでもないようです。

本来、カウンセラーという職業には2014年4月現在の時点では国家資格は存在しないものの、その職域が人の身体や生命、生活に重大な影響を及ぼすため、高度な専門知識を要します。
そのため、行政やそれに準ずる公的機関などが言う「カウンセラー」は、高度な民間資格を取得した人や大学等で所定の養成課程を修了した人のことのみを指し、主に臨床心理士、認定心理カウンセラー、認定心理士、産業カウンセラー等のことを「カウンセラー」と呼んでいます。

ただ、任意団体やNPO等が「カウンセラー」という言葉を使うとき、必ずしも行政等と同じ基準でこの職域を自称しなくてはならない規則等はなく、事実上誰でもこの職位を名乗ることができます。

「カウンセリング」は本来、膨大な精神医学や心理学によって導き出されたデータをもとに構築された科学的なメソッドであり、専門的なスキルを持ち合わせていない人個人の経験に基づいた主観的アドバイスなどとはまったく性質の違うものになります。

むしろ、主観的な教訓などのみの知識しか持ち合わせていない「カウンセラー」の場合、逆に相談者を苦しめる場合などもあり、悩みや迷いを抱えている人は冷静な判断ができず、誤った方向への誘導的なアドバイスなどになることもありえます。

こうした悩みや迷いを抱えていて、判断能力が落ちている人に対する催眠商法や宗教、政治運動への勧誘なども問題になっており、状況が悪化する例が目立ってきています。

性的少数者の場合も、昨今は「性的少数者向けのカウンセリング」を名乗り、無料相談などを行っている団体も多く出てきましたが、中には専門的スキルを有していない人が対応をしているケースもあるので注意が必要です。

もしあなたが自分のセクシュアリティに悩み、精神的に辛い状況で誰かに悩みを打ち明けたい場合は、ぜひお住まいの地域の保健所や自治体が主催しているカウンセリングの門をまずは叩いてみることをオススメします。

そこでは性的少数者であることを笑われることも、からかわれることもないし、苦痛を取り除くための適切な対処法を持ち合わせた専門家が相談に乗ってくれます。彼らは行政機関の職務規定によってそこで得たプライバシーや個人情報、相談の中身の秘密を守ることを義務付けられていて、絶対に誰かに知られることはありません。万が一、相談内容や個人情報の一部が外部に漏れることがあれば、当該職員や責任者は厳しく罰せられる緊張感の上で業務を遂行しています。

そこだけで解決しない場合は、適正な専門的スキルを持ち合わせた医師であったり、他の機関であったりと、行政と同水準かそれ以上の厳格な基準を持った外部機関を紹介してもらえると思います。

任意団体やNPO等の場合、「カウンセラー」を名乗るための厳格な基準を設けていなくても事実上問題になることはない上に、相談内容を口外した場合の罰則規定なども存在していない場合がほとんどで、専門的知識を有していない同じ同性愛者などが対応をしている場合、個人的な感情移入などが入り込み冷静な対処法を伝授できない(もともと適正な対処法のメソッドを学んでいない)など、正直言って一般的な感覚から言って危険なことが多すぎる気がします。

僕の場合少しケースが違いますが、以前学生時代の知人から執拗なストーキングや脅迫、名誉毀損被害に遭っていて警察に相談に行った際、あれだけ体育会系で頭の固そうな警察組織であっても、男性同性愛者であることに関して驚く様子も嫌悪する様子もまったくなく、刑事さんたちは”安全な市民生活を担保する”という「職務」として対応し、そこに個人的な好き嫌いや驚きなどと言った感情を挟むことはありません。

こうした例からもわかるように、案外、考えているよりも行政機関の性的少数者に対する認識は進んでいるところがあり、また、「業務」としてそれを遂行する一種のドライさがないと、適正なアドバイスや指導ができないのは明白な事実だと思います。

ですので、悩んでいて誰かに打ち明けたい、二丁目やイベント、サークルなどと言ったところに行く勇気がない、という皆さんに関しては、ぜひ、お近くの保健所等の相談制度を調べてみてください。

そして、大事な相談をするときは一歩立ち止まって、「本当に信頼できる筋の人たちがどうか」ということを考える間を取ってもらえたらと思います。


■ご参考:全国の保健所一覧

http://www.phcd.jp/03/HClist/index.html




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英司

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いらっしゃいませ!英司と申します。中央線カルチャーが好きで、東京・高円寺に在住の会社員。日々感じたことから、少し役立つ(?)情報まで、いろいろ発信していければと思います。

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