女性にもてる男性、ゲイにもてるゲイ。

どうも、英司です。
師走のお忙しい中かとは思いますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

いやはや本当に1年は早いですね。仕事も年末モードな感じで慌ただしく、なんとか体調崩さずに乗り越えたいところです。


※今日のエントリには、僕の主観的な印象論やステレオタイプ的な記述が多く含まれています。あらかじめご了承ください。


■ノンケ男性とゲイ、モテるタイプが違う!?

タイトルですが、いやはや19歳のときに初めてゲイのコミュニティに出てきてからずっと不思議に思っていたことです。当時、まだゲイの人とも会ったことがなく、どんな人がモテるのかもよくわからない状態でした。

当然、思春期、青春期とノンケの世界や価値観しか知らなかったから、当時の流行りな感じの服装や髪形を心がけていました。具体的には、髪も長めでパーマをかけたり染めたりしていたし、洋服も割とユニセックスな感じ。

実際当時の男性ファッション誌も、若い男性向けの洋服と言えば女性ブランドから派生している優しくやわらかい雰囲気のものが多くて、そういうものが「お洒落」と言われる風潮が強かったし、それは、昔でも今でも大して変わっていない気がします。

ノンケの女友達などと遊ぶことも多いんですが、やはり彼女らの多くも、好きな男性のタイプは?と聞くといわゆる優しげでユニセックスなタイプの男性芸能人の名前がどんどん上がってきますし、日本の女性の間でのジャニーズ人気などを見れば一目瞭然。

ざっくり言って、スラっとしたスタイルで、優しげでユニセックスな雰囲気のファッションで、髪の毛も長め(しかも清潔に手入れしている)、色は白く、都会的な感じの男性が、割と広く共有されたモテる男性、と言った感じでしょうか。
(近いイメージのブランドやショップ⇒UNITED ARROWS、SHIPS、JOURNAL STANDARD、COMMECA、PAUL SMITHなど)

一方、ゲイの世界を見てみると様子はだいぶ違います。
筋肉が適度についていて、髪は短く、手入れされた髭、程よく焼けた肌、アメリカ西海岸を彷彿させるような男性性が強調されたストリート系やアメカジ系ファッションの男性が、いわゆるモテる感じのゲイ、と言われている感じがします。
(近いイメージのブランドやショップ⇒DEISEL、Abercromber&Ficth、Franklin&Marshall、Hollisterなど)

一見するとゲイの方が男性性を強調したルックスを好む傾向があるし、一方女性は、割とユニセックスで柔らかいイメージの男性を好む傾向があるように思います。

アメリカなどではとにかく男は男らしく、みたいな傾向がかなり強いし、韓国や中国なんかの男性アイドルを見ても、マッチョで肌の露出の多いかなり男性性を強調した、挑発的なタイプの男性がモテている印象があるので、日本はユニセックス系で優しい感じの洗練された男性がモテる傾向が特に強い社会のように思えます。

他の国に住んだことはないけど、日本って世界的に見ても、割とそういう「マッチョイズム」にそれほどとらわれていない国なのかな、とも思います。

なぜそのような傾向が見られるのだろう、と、以前友人と話していたことがあったのですが、これは実は敗戦と深くかかわっているのではないか、という面白い仮説に辿りついたので、少し紹介しようと思います。


日本も長い歴史の中で、近世~近代までは、家父長制に象徴される男系的な価値観が支配する社会が存在していたことがいろいろな資料や伝聞から確認されています。男はこうあるべし、というマッチョイズムみたいなものでしょうか。

ところが1945年に敗戦。皮肉にも、この敗戦をきっかけに日本は制度面での男尊女卑的な扱いは解消され、民主的な価値観が広まりました。(もちろん、経済力や社会的慣習の面で女性軽視の傾向はその後もずっと続いたし、それは今でもありますが…。)

アメリカの占領戦略は、とにかく徹底的に日本的な価値観を「前近代の遺物」として否定することから始まりました。その否定された日本的な価値観の中には、長らく日本社会を覆っていた家父長制という非常に男系的な社会的慣習や男性による独裁的な意思決定プロセスも含まれていたのではないでしょうか。

アメリカのこうした占領政策の結果、そういったマッチョイズム・男系的価値観こそがこの国を戦争に走らせた、という潜在的な価値観が広く植え付けられ、男性性の強調がすなわち軍国主義とか戦争とか暴力に繋がるという思考パターンが完成したのではないか、と思います。

結果、女性も男性性の強い人よりも、ユニセックスで優しい雰囲気の男性を好むようになったのではないか、と考えられます。あと、他のアジアの国の女性に比べて日本の女性はしっかりしているというか、「守ってもらいたい」的な願望も少なく、特に最近の女性は自分のことは自分でできるし、男性にべったりよりかからない方が多い印象もありますね。

しかも、日本にはこうしたアメリカのイメージ戦略をすんなりと受け入れられる文化的土壌もあったのかな、とも思います。平安時代の貴族の男性は白塗りの化粧をしていましたし、今風に言う上品で美形な男性が好まれていたのは言うまでもありません。歌舞伎や狂言などに見られる、男性が女性に扮する文化もあちこちに散見されます。

実は戦前も家父長制や富国強兵という「マッチョイズム的メインストリーム文化」の副次的文化として「ユニセックス的サブカルチャー」が存在していたと見ることができ、実はこうしたジェンダーに自由な価値観をもともと受け入れられる土壌が日本にはあった、と予測できるのではないでしょうか。



僕自身は、筋肉質な男性は好きですけど(笑)、だからって戦前の男系的な価値観が支配するマッチョイズムな社会なんて嫌ですね。男は男らしく、女は女らしく、なんて野暮なこと。その人らしければいいじゃない!!

僕は自分自身、けっこう女性っぽい価値観を内包している人間なので、「男なんだから○○しろ!」みたいな言われ方には小さい頃からけっこう抵抗があったし、僕らが小学生くらいの頃の先生ってよくそういう叱り方をするから嫌でしたね~。

まぁ、そうは言いつつ今日の日記もものすごくステレオタイプ満載なのであんまり人のこと言えないですが(笑)



他にも同性愛者の方が書いたノンアダルトブログはこちらから

↓「いいね!」と思った方は良ければクリックお願いします↓
にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ゲイ(ノンアダルト)へ

あとで読む

プロフィール

英司

Author:英司
いらっしゃいませ!英司と申します。中央線カルチャーが好きで、東京・高円寺に在住の会社員。日々感じたことから、少し役立つ(?)情報まで、いろいろ発信していければと思います。

検索

他にもブログがいっぱい!

月別アーカイブ

<
>
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 78
9 10 11 12 13 1415
16 17 18 19 20 2122
23 24 25 26 27 2829
30 31 - - - - -

全記事

Designed by 石津 花

全記事表示リンク

他のブロガーの記事