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どうもこんばんは!英司です。
11月ももう終わり。街はすっかりクリスマスモードになりましたが、皆様如何お過ごしでしょうか。
いやはやそろそろ今年も終わりかと思うと、なんだか感慨深いものがありますね・・・。

ってなわけで、ここ数日、ゲイ業界界隈で話題のニュースから。

===========以下引用===========

エイズ検査目的の献血、輸血感染 過失致傷罪に問われる可能性
J-CASTニュース 11月27日(水)19時47分配信

 輸血を通じてエイズウイルス(HIV)に感染した問題で、献血者がエイズ検査目的だった疑いが出ている。この場合、献血者が罪に問われる可能性があるというのだ。

 報道などによると、40代男性は、2013年2月に献血したが、その2週間前に同性と性的行為をしていたという。しかし、献血時には、医師の問診票にこの半年で男性同士の性的接触はなかったなどとウソの申告をしたとされた。

■「感染の可能性を認識していた落ち度がある」

 感染後1か月半ほどは、血中のウイルス量が少ない空白期間とされる。その結果、男性は献血時に感染していたものの、日本赤十字社の検査をすり抜けてしまった。11月上旬の再度の献血で、男性のHIV感染が分かったが、すでに2月の献血が2人の輸血に回されていた。そして、26日になって、慢性の消化器疾患にかかっている60代男性が感染していることが分かった。

 男性が献血したのは、実際には感染が通知されないにもかかわらず、それを期待した検査目的だった疑いがあるとされている。

 HIVに感染すれば、発症しないよう薬を飲み続けなければいけない。ネット上では、感染の可能性がありながら献血した男性に対し、「検査目的で献血するのを処罰しろよ」「献血した奴に損害賠償請求しないと」「法整備が必要だよね…」と厳しい声が相次いでいる。

 献血者の男性は、現行法で何らかの罪に問うことはできるのだろうか。

 板倉宏日大名誉教授(刑法)は、「過失致傷罪にはなると思う」と指摘する。

  「もしかしたらエイズかもしれないと、感染の可能性を認識していた落ち度があるからです。刑事告訴は、輸血で感染してしまった人がすることになるでしょう」

 故意とはみなされないため、傷害や威力業務妨害などの罪に問うのは難しいという。

刑事罰適用はこれまでなく、「法整備が必要」
 ただ、献血によるHIV感染で、刑事罰に問われたケースはこれまでにない。問診票に虚偽申告をしたことそのものを罰する法律もなく、板倉宏氏は、「今後は、法整備も必要だと思います」と言っている。罰せられることになれば、虚偽申告をなくすことも期待できるようだ。

 海外では、オーストラリアが献血時に虚偽申告をした場合の刑事罰を導入している。厚労省の専門家検討会では、今回の問題が発覚した後に、こうした事例が紹介された。

 しかし、厚労省血液対策課では、罰則については検討会で議論にはならなかったとした。議論したのは、虚偽申告すれば重大な結果を招くことを自覚してもらったり、保健所などのエイズ検査を受けやすくしたりするための方策についてだという。

 また、罰則については、検討している状況ではないとした。その理由については、「献血は基本的に善意でお願いしており、慎重に考えていく必要がある」からだと説明している。

 日本赤十字社でも、「献血はウソを疑う前提はなく、善意で協力してもらっている」(経営企画課)と言っており、罰則化で献血者が減ることを懸念している。また、献血は安全でないとの印象を与え、信頼を失ってしまう恐れもあるという。

 とはいえ、検査のすり抜けを完全に防止できる態勢ができていない以上、今後も罰則化が議論されることになりそうだ。


参照元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131127-00000008-jct-soci

========引用ここまで=========



昔、献血の際に同性間の性交があったかどうかを聞くのはカミングアウトの強要で、善意を踏みにじる行為だと抗議していた市民団体等があったと記憶しているけど、やはりそういった抗議には当時から違和感を覚えていたし、こういう事故が現実に起きてしまいました。

権利を主張するのはかまわないけど、誰かの命を危険に晒してまで認められる人権ってあるんでしょうかね。
自分の権利は自分で護るという発想は大切ですが、「人権」とか「権利」という言葉を多用して相手を無条件に黙らせたり、被差別者・被福祉対象者であることをことさら強調する手法は個人的にはあまり好きではありません。

人命に関わることですし、献血を検査代わりに使うことも、虚偽の申告をするなんてことも言語道断なのは当然のことですが、一方で、この件に関するメディアでの取り扱われ方にも、一同性愛者として懸念を表しておきたいと思います。



僕も半年~年に1度は保健所にHIV検査に行きますが、土日も検査を行っているようなところは限られており、これだけの人が住む東京でさえ数え切れるほど。週末の日中に予約を取ろうとすると、何週間も先の日時しか取れません。

検査当日は簡単な採血だけですが、結果を聞くのにまた1週間以上経った日時の予約を取って行かなくてはならず、なんだかんだで週末の半日を使ったり、仕事を早く切り上げなくてはならなかったりと、あまり気軽にフラっと行けるものではないのも事実です。
(第一、保健所がやっている平日の9:00~17:00って多くの人が仕事をしている時間ですし、しかもその保健所だって、すべての保健所でHIV検査をやっているわけではなく、受けられるところは限られています。)

本当に感染リスクが高い生活を送っている人が、気軽に検査に行けない環境にいる、というのもまたこの問題の違う角度から見た側面でもありまして、だからと言って保健所を24時間営業にしろなんてバカげたことは言えませんが、せめてHIVを始めとしたSTD検査部門に関しては受付時間を13時~22時にするとかできないものですかね・・・。

人的リソースも予算も限られているのはわかるんですが、先進国の中でHIV感染者が増加傾向にあるのは日本だけという現状もあります。最近は保健所も匿名での検査を実施するなどかなりの配慮をしていただいているのは重々に承知の上なんですが、同性愛者にとって、自分から心を決めてカミングアウトをするときはいいのですが、病院なり保健所なりの施設で、自分の意図しない方法や状況でゲイバレするというのはけっこう屈辱的なものがありますし、そういうのを恐れて検査に行けない、という人がいるのも事実だったりするわけで。

待合室のプライバシーをもう少し確保してもらうとか、もう少しいろいろな場所の保健所で検査を実施していただくとか(自宅近くや知ってる人がいそうな場所の保健所は避ける、ということができるから)。

こうしたモラルを揺るがす人の存在は決して許されるものではないですが、ただ、同性愛者とHIVの問題は避けて通れない話しですし、ここ数日の報道を見ていると、こうした現状まで踏み込んだ記事や報道はごく僅かで、「モラルのない同性愛者がとんでもないことをしやがって!」という印象を受けてに与えるような報道や記事が目立ちました。

これでまた、自分のセクシュアリティに悩んでいるような世代の若い同性愛者や性的指向の違いに悩みを持ち始めている子どもたちに悲観的な大人像を植え付けることになり、「やっぱりゲイなんて・・・」ってな具合に悪影響を及ぼさないといいんですが・・・。


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