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同性婚について思うこと

どうも!英司です。
GWが終わり、若干5月病気味な最近ですが(苦笑)、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今日、アメリカのオバマ大統領が米大統領では初めて同性婚支持を表明しました。
オバマ大統領は、これから本格化する大統領選の主要な争点の1つとしたいようです。
日本よりも同性愛そのものが社会的な問題として取り扱われる場面が多いアメリカとは言え、一方であの国では未だにゲイバッシングが日本の比にならないほど酷く、同性愛を嫌うキリスト教保守派も多いことを考えると、オバマ大統領としてもかなりのリスクは覚悟の上での支持表明だったことでしょう。

素直に、その勇気を讃えたいですし、これから大統領選が本格化するにつれて、この問題がアメリカで国民的議論へと発展した上で、国民に広く認められることを願って止みません。

僕は基本的に同性婚、もしくはそれに準じたパートナー制度の創設には肯定的な立場です(自分はその制度を利用するかどうかはわかりませんが、ライフスタイルを決める選択肢は多い方がいいと思うので)。

確かにパートナーとして社会的な契約を結んでいるカップルとそうでないカップルでは、認められる権利がまったく違います。財産相続・共有、相手が危篤状態のときに面会ができる権利、共同で家を借りたり買ったりする権利・・・並べるとキリがありませんし、これらの権利は現時点で日本の同性愛者には一切認められない権利ということになります。

ただ、この論争が起きるときにあまり論じられないのが「義務」の方です。
忘れてはならないのは、「義務」を遂行して初めて上のような権利が認められるということです。
では、婚姻に際して発生する義務とは一体どんなことでしょうか。まず一番始めにあるのが「貞操を守る義務」です。

つまり、浮気をすれば別れることができるだけでなく、慰謝料の請求なんかもできてしまうわけで。
ここ、本当に大丈夫でしょうか(笑)。ゲイと言えども男たるもの、、、肉欲は理性を超えて一度や二度の浮気をしてしまうという話はあちこちで頻繁に聞く話です。

その度に浮気して離婚して、また結婚して、浮気して、離婚して・・・なんてことを繰り返す友達が何人も発生したら、まさにご祝儀何回あげなきゃいけないんだよ!こっちが破産するわい!!ってな感じになってしまいそうですね(笑)
っていうかその前に、浮気する度に慰謝料払っていたとしたら、そっちはそっちで破産しそうですが(苦笑)

愛は永遠に続くものではありません。
熟年離婚をする夫婦がたくさんいることからもわかるように、年老いても愛が続くとは限りません。それでも簡単に投げ出さずに辛抱して一緒にいなければならないという事態も発生するでしょう。

これらの義務を守ることができて初めて、結婚によって認められる権利を享受することができるわけです。

男女の場合でも、近年の「おひとりさま」ブームなんかにも見られるように、結婚にメリットを感じず、敢えて一人で過ごす人だって増えているわけで、結婚の「魅力」と「リスク」をよく見極めた上でライフスタイルを選択する必要が出てくるでしょう。

実際に、日本で同性婚を実施しようとするとかなり高いハードルを超えなくてはなりません。
日本には戸籍制度があって、日本で言う結婚は基本的に「家と家」が契りを交わし、具体的には女性が男性の家に入るということが前提となっているため、これを同性同士に当てはめようとすると大変な混乱が起きてしまいます。

どっちがどっちの家の戸籍から外れるのか、という問題に始まり、夫婦別姓が認められていない日本の場合、どっちの性別を名乗るのかという問題も発生します。
ゲイリブと呼ばれる人の中には、アメリカではこうだから、ヨーロッパではこうだから、だから日本でもすぐこうなるべきという言い方をする人も多いと思いますが、事態はそんなに単純ではないと思います。

そもそも欧米には戸籍なんてものは存在しませんし、男女のカップルでも結婚と言えば基本的には「個人と個人」が契約を交わすことで社会的に認められるという色彩が強いため、同性婚を適応するにしても、制度設計上は日本ほど導入に困難を要することもないでしょう。

また、日本には憲法24条第1項が存在します。

その内容はというと・・・

「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。」

というもの。
つまり憲法に「両性」と書かれてしまっているため、結婚制度が同性愛者に開放されるのには憲法まで変えなくてはなりません。

ちなみに、じゃあ「憲法24条は悪だ!」となってしまう人がいると困るので、少々脱線しますが少し補足をさせてください。



=========

日本国憲法は、皆さんもご存知の通りアメリカ合衆国によって作られました。
当時GHQ民政局にベアテ・シロタ・ゴードンという若い女性がいて、彼女がこの24条を起草したと言われています。

しかし、想像してみてください。戦前の日本を・・・。
男女の結婚は、基本的に村と村、家と家の契約です。つまり、両親や村の長老が決めてきた相手と結婚する他選択肢はなく、特にこの場合女性がとても弱い立場に置かれていました。相手がどんな不誠実な相手だったとしても、女性から別れや結婚拒否を申し出る権利はなく、女性が合意しない結婚相手だとしても、自分の意思とは関係なく結婚させられていた時代が長く続いていたわけです。

その時代は日本のみならず、アジア全体がそういった結婚様式をとっていました。
なので、「両性の合意のみに基づいて」というのは、どんなに家族や他人が勧めようと、本人同士の合意がなければ結婚しなくてもいいという、当時の日本やアジアの情勢から考えると大変画期的な憲法だったことは言うまでもありません。

=========



少し話は脱線しましたが、本線に話を戻しましょう。

このように、日本にはまだまだ超えなくてはならないハードルがある上、こうした同性婚や同性愛者に対する権利という問題が、政治的課題であるという認識すら薄いのが現状です。

まぁここまでいろいろと、まるで同性婚否定派であるかのような物言いでツラツラと文章を書き連ねてしまいましたが、それでもやっぱり、僕は同性婚を支持したいです。

自分が利用するかしないか、ということと、その制度が社会的に認められるかどうか、という問題はまったく別だ、という考えだからです。(←ココ重要!!)

同性愛者当事者で、同性婚反対派の人からよく聞かれる論調の1つにこんなものがあります。

「自分は別に同性婚には興味がないし、あったとしても使わないから反対」というもの。
僕としては、これはすごくナンセンスな意見に思えますね。

もちろん、同性愛者の中にも保守的な右派という人はたくさんいますし、彼らが「それは日本の伝統的な家制度を崩壊させるものだから反対だ!」というのなら、それはそれで1つの意見として尊重されるべきだと考えています。彼らは彼らなりに社会や国家というものを考えた末での答えなわけですから。

しかし前出の「自分は利用しないから反対」という意見には、いつも首をかしげてしまいます。
ライフスタイルを選ぶ選択肢が増えることに反対するのは少し理解に苦しみますし、「自分が使わない=同性愛者全員が必要としていない」という論理の飛躍がいささか疑問に思えます。

それに、結婚生活の実体がいくら血みどろでそんなに楽観的なものではないとしても、同性婚が社会的に認められるということそれ自体にとても意味があると思います。
例えば自分が自分のセクシュアリティに悩む思春期や青春期の子ども時代を思い出したとき、もしあの時社会的に同性間での結婚が認められていたとしたら、もう少し孤独感は軽減されていたんじゃないかと思います。

そういう生き方を選択できる社会だ、ということを知らしめることで、一番セクシュアリティについて悩む世代にいる仲間を少しは楽にできるんじゃないかと思うんです。
「あなたの生きる社会は、しっかり同性愛者の存在も認めている社会ですよ」っていう、そういう広報的効果の一躍を担う「媒体」として、同性婚が一番の広告塔になるんじゃないかと、そういう風に考えています。

まだまだ課題も多いこの制度。
しかし、日本でもまずは社会的な議論の俎上に上がることを願います。


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