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なんだかんだ言って新生渋谷区に期待!

どうも、英司です。ゴールデンウィークも近づいて参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

僕は友人と北海道旅行へ行くことにしました。美味しい料理、雄大な自然、札幌のゲイカルチャーなどなど、とても楽しみです!

■統一地方選挙が終幕 渋谷区の新区長に同性パートナー条例の仕掛け役 長谷部健さん

ここのブログや連載を持たせていただいているDMMニュースでも、いろいろこの条例のあり方についてエラソーに注文をつけておりました私ですが(笑)、一連の記事で何度も言ってきたように僕は大筋でああいった条例には「賛成」の立場です。

小生の記事「渋谷区が同性婚容認…レインボーカラーでは塗りつぶせない本当の多様性」

そして一連の記事はどちらかと言えば同性愛者のコミュニティ内部の問題に終始していましたので、このように非当事者でありながらも同性愛者に理解ある方がきちんと市民から選ばれ、民主的なプロセスを踏んで区長に選出されたことは、素直に嬉しいことであります。

また、僕は勤める会社が渋谷区にありますし、場合によっては居住している杉並区よりも長い時間を過ごしている場所でもあります。例の同性パートナー条例のことはもちろん良いニュースではありますが、それ以外の点を見ても、長谷部さんを選んだ区民の皆さんは賢明な選択だったのではないかと、渋谷区で働く人間の一人としては感じている次第です。

■さすが元博報堂社員 「空気」を作って流れを変えた選挙

対抗馬は都議会自民党幹事長と、共産党を含む左派系野党の統一候補。
長谷部新区長にとっては、前区長からの後継指名があったとは言え、組織力や資金力の面では圧倒的に厳しい戦いになる選挙戦だったことは間違いありません。

しかも都知事選が冬に移ってしまってからは統一地方選挙はメディアも取り上げず、イマイチ盛り上がりに欠け、低投票率になることが予測されました。

低投票率になれば組織を持っている候補者に有利になるため、無党派層の取り込みが重要になってくる無所属の候補者にとってはまずは投票率を上げることから考えなければならない選挙だったと思います。

恐らくその戦略の一環として登場したのが例の、いわゆる同性パートナー条例だったのではないかと思います。

センセーショナルでインパクトがあり、尚且つ時流にも合っている争点を作り出すことで、渋谷区を今回の統一地方選挙の中でも全国的な注目選挙区にすることに成功し、「変化」に期待する無党派層の支持を集め、見事当選といった流れでしょう。

こうしたことに「同性愛者の人権が利用された!」と憤る声があることも理解していますし、気持ちもわかりますが、渋谷に会社がある身としてはこうした長谷部新区長の「賢さ」とか、今どきの企業PR戦略の成功事例を見事に取り入れている「市場感覚」「ビジネス感覚」みたいなものをしっかりお持ちの方だと見受けられ、総合的に考えて、安心して区政を任せられる人なのではないかと率直に感じました。

■渋谷区はこんなところ

東京以外の地域に在住の方には、渋谷区だの新宿区だの杉並区だのと言われてもようわからん!という声も聞こえそうですが、東京の23区にはそれぞれの区に独特の個性がありますし、住んでいたり働いていたりすると、よくその個性を感じます。

例えば…

DeNA、GMO、LINE、サイバーエージェント、レバレジーズ、DMM、コロプラ、mixi、エブリスタ…等々、これらの新興IT企業はすべて、ヒカリエやマークシティ、恵比寿ガーデンプレイスなどと言った渋谷区内の話題の場所に立派な本社オフィスを構えています。

渋谷区にはベンチャー企業向けの安くで借りられるおしゃれなシェアオフィスなども点在しており、上記の企業からの仕事を請け負っている開発会社も無数にあり、IT技術をインフラとした新しいサービスやコンテンツが日々生まれている土地柄でもあります。

これらの企業はどこも増収増益続きで、人材確保が至上命題になっているため、政府や行政が「女性活用」などと言うよりもずっと前から、育児休暇制度が取りやすい企業や、手厚い子育て支援の体制などを備えた企業なども多いです(うちの会社も働くママが大活躍しています)。

しかもこの手のITベンチャーなどは意思決定も早く小回りが利くため、本来行政がやるべきようなこともどんどん、「人材確保」のために自前でやっちゃう。

これが渋谷駅や恵比寿駅周辺で起きていること。

一方原宿駅や表参道駅近辺では、次々と新しいファッションなりスイーツなりが生み出されて、雑誌やテレビ、最近ではSNSを通して全国に(いや、アジア諸国に?)ブームを起こしている。

渋谷は「IT」と「ファッション」という、この世の中で恐らく最も展開が「速い」ジャンルの産業を2つも主力産業として抱えている区なんですね。しかもどちらも、今後の日本が主力産業に育てていくと宣言しているソフト産業ですから、実は今回の選挙は、日本の今後の経済戦略にも大きく関わってくる区長選でもあったのではないでしょうか。

ナイキパークのホームレス追い出しの問題や、伝統的家族観が崩壊するとの主張、LGBTの政治利用といった批判など、確かにいろいろな議論はありますが、世界に誇る日本の次世代産業を抱えた自治体の首長として、これくらいの一貫したPR戦略と市場感覚を持った策士ならば渋谷区という巨大な自治体をうまく導けるのではないかと、渋谷で働く1人としては感じるのでした。

連載等で申し上げてる通り、例のパートナー条例には、僕は特に何も期待していません。
働く人が元気に活躍できる渋谷区でいられることに期待します!


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いらっしゃいませ!英司と申します。中央線カルチャーが好きで、東京・高円寺に在住の会社員。日々感じたことから、少し役立つ(?)情報まで、いろいろ発信していければと思います。

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