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どうも。英司です。
ハロウィンも終わり、街は少しずつ冬の気配を見せ始めた最近ですが、いかがお過ごしでしょうか。
僕の方は公私ともにいろいろと忙しい時期が重なりまして、なかなかブログを更新できませんでした。

1ヶ月以上空いてしまいましたが、またボチボチやっていきます。


■「意識高い系(笑)」というスラングについて

最近、常見陽平さん著の「意識高い系(笑)という病」を読んでいます。


「意識高い系」という病~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー (ベスト新書)「意識高い系」という病~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー (ベスト新書)
(2012/12/08)
常見 陽平

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※意識高い系(笑)とは、大学生の就活におけるネットスラングで、冷静に見ると滑稽なほど前のめりであったり、身の丈に合っていないセルフブランディングばかりに熱中して中身が伴っていない人たちのことを指しており、ベンチャー系人材会社が「意識の高い学生が集まるイベントです」という謳い文句を多用したことから生まれたネットスラングだそうです。詳しくは以下によくまとめられています。

http://matome.naver.jp/odai/2137152302934193601


まだ半分くらいしか読んでいませんが、あるあるネタが多くて少し笑ってしまいますし、そもそも突飛なテーマが多いベスト新書から出されている本なので、常見さんもウケ狙いで出しているような本のようなので、軽快なタッチが愉快さを増強しています。


■自分の学生時代を思い出してみた

僕もふと、自分が学生時代、特に就活に絡むことを少し思い出してみました。
だけどそこで気づいたことは…

この本に書かれている「意識高い系(笑)」と笑いものにされている学生像は、僕が大学生だった10年前は、当時の大人たちから「優秀な学生」ともてはやされていた優等生たちそのもの

ということでした。

それを考えると、今の大学生たちから見れば一応は「大人」に見られる自分たちも、強ち笑ってばかりいてもいけないな、と思いました。


■結局「意識高い系(笑)」の学生や若い社会人は誰が生み出した?

こうした若者が多く発生する背景には、やっぱりその時代の大人の責任もなくはないと思います。自分が思春期や青春期、学生時代のことを思い出してみても、親や先生を含め、周りの大人たちは口々に「学生は気楽でいいね」とか、「働き始めると大変だよ」みたいなことばかり言っていて、社会に出ることについてポジティブな発言をする大人が、(少なくとも自分の周りでは)少数派だったように感じています。僕が高校生くらいのときからずっと、なりたい職業の1位が地方公務員だったことなどからもその時代の空気感が垣間見ることができます。

(確かに僕が学生時代を過ごした90年代~00年代中盤は、本当にずっと不景気で、当時の大人たちはリストラの恐怖に怯えながら今よりもストレスフルな生活を送っていたことも関係しているとは思いますが)

「社会は厳しい」「学生は気楽でいい」

こういうことばかり周囲の大人から言われ続けていると、知らず知らずのうちに社会人になることへの恐怖心が芽生えていき、必要以上に身構えてしまう。自分を大げさに取り繕うことで、その恐怖心を打ち消そうとする。

こうした心理が働いて「意識高い系(笑)」に陥ってしまっている学生さんもいらっしゃるのではないでしょうか。


■自分が社会に出てみて思ったこと

僕も今年は社会人8年目。30歳になる年代です。8年の間に転職も経験し、複数の職種も経験しました。いろいろと忙しい毎日ではありますが、結論から言って、学生時代よりも29歳の今の方がずっと楽しいです。

怪しい自己啓発セミナーに登壇する人のように、「社会人の毎日はバラ色です!」なんてことを言うつもりはありません。

ぶっちゃけると、社会人1年目の時なんかは「ああ、学生時代は気楽で良かったなぁ…」と思うこともありましたし、辛い経験もたくさんありました。リーマンショックのときも世の中は大変混乱していて、「学生時代は守られてて楽だったなぁ」と思うこともありました。正直なところ。

それに、僕自身学生時代は「意識高い系(笑)」ではなかったものの、「意識高い系」でもありませんでした。

当時は日本の大企業がインターンシップを導入し始めた頃で、1年生や2年生の頃からそういったものに参加したり、就活イベントをハシゴしたりする学生が「スゴイ」とか「勝ち組」と持て囃され、大学や当時の大人たちもそういった風潮を助長、奨励する立場だったと記憶していますが、僕自身どうしてもそういうものにはあまり興味を持てませんでした(もちろん、人並みの就活はしましたが…)。

それよりは、翌日のことも気にせずに友人と飲み明かしたり、所属していた映画サークルで映画を作ったり、平日の昼間から小劇団の演劇やミニシアター映画を見に行ったり、おおよそ実社会では役に立ちそうもない哲学家や思想家の先人たちの本をゆっくり読んだり、いろいろなアルバイトをしてみたり、一人でフラっと旅行に行ってみたり…。

1、2年生の時からバリバリに就活を意識した、当時流行りの「勝ち組」的な学生ではなかったものの、平凡だけど充実した学生生活でした。


■一生にはその時その時にしか経験できないこともあると思う

基本的には、滑稽にならない限りにおいては意識が高いこと自体はそこまで批判されるべきことでもないと思いますし、概ねいいことだと思います。意識が高い行動そのものに生きがいややりがいを感じて学生生活を送っている学生さんは、思い切りそれを楽しめば良いと思います。

ただ、もしその「意識が高い行動」が、社会に出ることに対する過度の恐怖心から来るものであるならば、それは少しもったいないことだと思いますし、ついつい若い学生の前で「学生はいいね~」なんて軽々しく言ってしまうことのある僕達大人サイドは反省の余地もあるのではないでしょうか。

積極的に社会人との接点や人脈を作ることも、就活イベントや講演会をハシゴすることも、決して悪いことではありませんが、社会人になれば社会人との接点なんて毎日ありますし(笑)、人脈なども少し意識すれば自動的に広がっていくものです。(というか、学生が社会人との人脈を作ろうとするよりも、遥かに少ないパワーと意識で人脈を広げることができます。ましてやゲイの場合は特に)

そうした「恐怖心」によって、学生時代にしか体験できないことを経験する機会が阻害されているとしたら問題だと思いますし、なんとなくそういう若い子は少なくはないんじゃないかなと思います。

彼らには、どこかのベンチャー社長とかそういう極端な成功例ではなくて、「いろいろあるけどなんとなく楽しく暮らしている」という"中間層"の大人像が大事なのではないかと。

そして大人サイドも、働くことの辛い部分ばかり強調せず、恥ずかしがらずに「社会人って案外楽しいもんだよ」と言える人が増えるといいのではないかな、と思いました。


と、常見さんのネタ本とはわかっていつつも、まぁいろいろ考えさせられる内容ではありました。




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