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どうも、英司です。皆様いかがお過ごしでしょうか。
残暑もほとんどなく、過ごしやすい9月でしたね。いやはやもう10月とは…。

■日立製作所の年功序列賃金制度廃止に思う

先週あたりからテレビや新聞がこぞって大騒ぎをしている、日立製作所の年功序列賃金制度廃止のニュースですが、このニュースを聞いたとき、

「まだそんな給与体系だったんだ!」

という、別の驚きを感じました。
聞く所によると、賃金の7割を年齢に応じた、3割を業務内容に応じた給与だったんだとか…。

つまり、朝から晩までろくすっぽ仕事もしていないのに法外な給与をもらっている名誉職みたいなおじさんが社内にいたり、高付加価値を生み出すハードな業務を毎日一生懸命こなしてる人も、窓際に追いやられて何もしない人も、同年齢で同期入社であればほぼ同じようなお給料で働いているということです。

■日本は世界で最も成功した社会主義国家!?

これって、一種の形を変えた社会主義ではありませんか。
昔ある米国の評論家が、「日本は世界で最も成功した社会主義国家だ」なんて言い、「日本型社会主義」という学術用語さえ流通するくらいですから、無理もありません。

僕は比較的ベンチャー気質な人が多い広告業界や、中小企業での勤務が長いので、こうした年功序列&終身雇用はうちの父が現役時代の話で、今はもう過去のものになっていると思い込んでいました。

僕達の世代も含め、若い世代はむしろこうした年功序列や終身雇用を会社に求める傾向が強いと聞きます。ただ、今よりも豊かな暮らしがしたい!と思ったとき、

「市場ニーズが高いスキルを身につけたり、今より高付加価値の生み出せるポジションに就くために頑張ろう!」

と考えるのと、

「とにかく年齢が上がらないと給与は上がらないのだから、今は贅沢を我慢。毎日我慢して年を取ればいつか給料は自動的にあがるはずだ!」

と考えるのとでは、どっちが楽しいでしょうか。
人それぞれ好みはあるかと思いますが、僕は前者の方が楽しそうな社会人生活に映ります。

ただ、新聞やテレビなんかも一大ニュースとしてこれを取り上げ、「日本を代表する大手企業がこんなことを言い出した!大変だ!中小企業はどうなってしまうんだ…。」という論調を展開していますが、なんとまぁ悠長なことを…と失笑してしまいました。

各種ITサービスなどのような新興業界や、世の中に無数に存在する中小企業はどこも、仕事をしない人に給与を払っている余裕なんて昔からなかったし、こんなことが叫ばれるずっと前から効率性が重視される成果主義的な世界だったでしょう。

報道機関もいわゆる「日本を代表する大手企業」の一員なわけですから、自分たちの身に振りかかることかもしれないということでややセンセーショナルな捉え方をして大騒ぎをしていますが、実は世の中の雰囲気は意外にも冷静で、割とみんな「へ~」って感じ。報道機関はこの部分の乖離にまったく気付いていないように見えます。

■マスコミが本来もっと注目すべきこと

特に製造業の世界は、元請けの大手企業の雇用や賃金体制、もっと踏み込んだ言い方をすればこうした「社会主義体制」を守るために下請けや孫請けの中小企業に無理なコストカットを強いてきて、その中小企業で働く従業員たちはもっと昔から熾烈な成果主義による競争と効率化を強く求められてきたわけではありませんか。

一私企業の人事給与制度の変更に大騒ぎしながら報道する前に、こうした不均衡な業界構造にもっとポットライトを当てるのが報道機関の仕事なのではないかと思います(まぁスポンサーの問題とかで難しいでしょうけど)。

もう一つ付け加えると、今の人事戦略の基本トレンドは「ダイバーシティ」「多様性の確保」です。
様々な基本属性の、様々な業界経験のある人を積極的に受け入れ、新しいプロダクトやサービスを生み出す際に議論の活性化を生み出していこうという時代背景にありながら、そもそも中途採用社員の存在を前提としていない人事体制でやってきたことにも驚きです。

■しかし、明るい未来を示唆する出来事とも取れる

ただ、発想を逆にしてみると、これはすごく明るい未来を示唆しているとも捉えられます。
最近は韓国勢に押され気味の日本企業ですが、それでもまだまだ日本製の家電製品は世界中で高い支持を得ていて、それなりのシェアを占めています。

これだけ浪費体質の仕組みでさえこれだけ世界に製品やブランド名を轟かせることができているのですから、会社の仕組みをより効率化し、ヒト、モノ、カネの使い方をもっと適正化していけば、海外で更に躍進を遂げ、韓国勢から家電メーカーの雄の地位を日本企業が奪還できる可能性がグっと近づいたのではないかと思います。

今回の思い切った人事給与制度の改定がどのような効果を生み出すか、注目していきたいですね。

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