身に起きたことについて。

どうも!英司です。台風ばかりの最近ですが、いかがお過ごしでしょうか。
秋ですね~、食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋…みなさんはどんな秋をお過ごしでしょうか。
僕はこの週末は友人と台風の合間を見て代々木公園で行われたベトナムフェスに行ってきました!屋台でベトナム料理をいただきつつ、飲んで、食べて…。
そんで翌日は六本木ヒルズのベルギービールウィークエンドなるイベントに行き、ここでも飲んで(笑)。
飲んでばかりの3連休でした。(と言うか、別に食欲の秋にかこつけなくても年中飲んでる気がしますが…)



今回は、少し僕の身の回りで起きたことを書きたいと思います。
本当はこの話をこういった形で公表するかどうかすごく迷ったのですが、同じセクシュアリティの友達で同じような目に遭って困った経験のある人があまりにも多かったことや、最近SNSを利用した犯罪行為、もしくは違反行為を拡散する等の事件が多発している時世もありますので、日記にまとめたいと思います。



高円寺の街案内の記事を書いたあたりからしばらくの間、ブログの更新が滞っておりました。
と言いますのも、何もこれは更新をサボっていたわけではなく、その間も書きたいことはたくさんありました。

実を言いますと、5月下旬頃から、ある人からインターネット上のSNSを中心に、執拗な嫌がらせやストーキング行為に遭っていました。

最初はツイッター上の匿名のアカウントで悪ふざけ程度のリプライを数日に1回程度僕に送って来る程度の軽微なイタズラから始まり、僕も特段気にせずに無視していました。

しかしながら、こちらが無視し続けていると、次第に嫌がらせはエスカレートして行き、やがて単なるイタズラ程度のものだったものが僕自身の容姿や学歴をあげつらい、「醜い顔の奴は死ね」とか「お前みたいな低学歴は消えろ」と言った内容のリプライを一日に数件~10件程度送られてくるようになり、徹底的に僕や僕の家族の人間性を否定し、誹謗中傷する暴言や罵倒へと変わっていきました。

次第に友人たちもそのアカウントの存在に気づき始め、「英司、最近変な人に付きまとわれてない?大丈夫?」と心配してくれる人がちらほらと出てきました。しかしながら僕もあまりこのことに気を取られたくないし、友人に心配をかけたくないため「あんなんよくあることだから大丈夫だよ~!」と強がっていました。周りの友達も「ああいうのは英司に相手になって欲しくてやってきてるから、気持ち悪いだろうけど無視してなね」とアドバイスをしてくれて、その後も特段何もすることもなく、無視し続けていました。

しかし、事態は収束するどころか、どんどんエスカレートしていきました。
僕に関して、僕の実名フルネームと一緒にまったく見に覚えのないようなことをツイッター上でいくつものアカウントでつぶやかれ、それが誰にでも見られる状況で公開されている状況がずっと続きました。


例えばこいつは学生時代に傷害事件を起こして警察に被害届が提出されているが、それを会社や友人に隠して暮らしているとかいう話に始まり、

聞いたこともないような病名をいくつも挙げて、「コイツは実は病気で薬漬け、社会生活もまともに送れないような奴だから近づくな」とか、

僕が過去ある人に一方的に好意を持ってストーキングを行ったとか…。


完全に「???」です。


僕は傷害事件どころか、軽微な交通違反さえしたことのない善良な納税者ですし、会社の健康診断でも特に病気を指摘されたことはありません。風邪などのよくある感染症を除いて、これまで特段何かの傷病等で会社を休んだようなこともありません。
ストーキング行為?まったく謎です。そのアカウントの発信者によると、僕がかつて所属していた大学サークルの先輩に僕が一方的に好意を持ってストーキングをしたというようなことを書いていましたが、僕はその方に好意を持ったことなど一度もないですし、その方とお会いしたのも2度くらい。一体どうしたらストーキングなどするんでしょうか?むしろストーキングしたくなるほどの男性と出会ってみたいものですよ…。

まぁこんなのはまだまだ氷山の一角に過ぎないんですけど、そんな感じの内容のことを、僕の実名フルネームを晒された上にツイッターに垂れ流されてしまい、それが僕の名前をGoogle検索にかけると上位表示されてしまう状況が少なくとも数週間続きました。

この時点で一度、杉並警察署に相談に行きました。このままでは実害が出かねない状況であることなどを確認してもらい、少し自分の家の周りのパトロールを強化してもらうなどの措置を取っていただきました。

しかし、この後も更に事態はエスカレートして行きました。

嫌がらせのリプライは昼夜問わず1日に数十件も送られてくるようになり、この時、ついに僕と僕の友達をリプライに入れて、ひどい内容のことを投稿し始めました。本当に、ここでは言えないような下品な誹謗中傷や名誉を害する発言、「これ以上英司なんかと関わると刺されるぞ」などと、僕の友達たちに僕との交際をやめるように脅迫する内容を、少なくとも僕が確認できただけで50人以上に執拗に送りつけていました。

友達たちもさすがにこれはマズイといことで、みんなで一斉にスパム通報。それでアカウントが凍結されると、さらに新しい捨てアカウントを取って、僕や僕の友達たちに執拗な嫌がらせや迷惑行為を行う、ということをやられ続けました。

相手はさらにエスカレートして行き、僕に対する誹謗中傷、罵倒、脅迫行為の舞台は、ついにここ『陽のあたる場所へ―A PLACE IN THE SUN―』に移ってきました。
僕がツイッターを見なくなったとわかると、今度はここのブログに酷い書き込みをするようになってきたというわけです。

7月20日(土)~21日(日)の土日だけで、数十件ものひどい書き込みがありました。この土日と言えば、2日間ともよく晴れていたし、みんな海やプールやBBQなど、夏の週末を楽しんでいたのに、彼は1日中僕のSNSやブログに張り付いて、昼夜問わず嫌がらせを行ってきていました。

そして週末が終わった22日月曜日になっても嫌がらせは止まらず、むしろヒートアップしており、月曜日だけでも数十件のひどい書き込みがありました。

僕としては、誰がこんなことをしているのか、正直知りたくありませんでした。というか、知るのがとても怖かったです。なぜなら、書き込み等の内容から、昔、恐らく学生時代のいっときに関わりのあった人である可能性が高かったし、仮にも昔友達だった人がこんなことをするなんて、信じたくありませんでした。

でも、向こうは日に日にエスカレートしていて、冗談抜きで身の危険を感じるレベルになっていました。それに、僕だけではなく、大切な僕の友達たちのことも脅して、困らせて、傷つけていることがどうしても許せなくなってしまい、勇気を出してIPアドレスとホスト情報を調べたところ、ある会社の社内ネットワークから悪質な書き込みがなされていることが判明しました。

…ドンピシャでした。

その会社に勤めている人に、心当たりがありました。というか、僕が怪しいと思っていた人が、まさにその会社に勤めている人でした。

その日の夜のうちに警察署に駆け込みました。たまたま前に相談に行ったときに対応してくださったネット犯罪を専門に行っている刑事さんが当直の日だったので、仕事帰りの遅い時間にもかかわらず対応してくださいました。

刑事さんも、前回相談に来たときよりもかなり事態がエスカレートしている点や、書き込みの内容から見て非常に緊急性の高い案件と判断してくださり、その夜のうちにすぐに動いてくれました。
僕は書き込みのあった会社名と被疑者の情報をお伝えし、その日のうちに刑事さんから被疑者に接触。結果、彼はこれまでの僕に対する執拗な嫌がらせ行為を自供したようです。

この日までに僕に送られてきた誹謗中傷、罵倒等のリプライやメッセージ等は1000件以上にも及びます。それに、業務時間中に会社の回線からもあのような内容を書き込むなど、正気の沙汰ではありません。

その翌々日に、留守電に彼からのメッセージがありました。一言謝罪したいと(しかもそれも業務時間中。どれだけヒマな会社なんでしょうか…)。
しかしその時点で既に僕は弁護士さんとの契約が成立しており、弁護士との契約が成立している以上、当人への接触はできないことになっています。なので、例え謝罪の言葉であってもご本人からの言葉を直接受けることはできません。


留守電は、久々に聞いた声でした。その犯人とはもう6年くらいまともなやりとりもなく、その留守電が6年ぶりの再会でしたが、こんな形になってしまって本当に悲しい気持ちになりました。
6年もの間ほとんど何も接触がなかった人が、なぜ突然こんな風になってしまったのか。理解に苦しみますし、まさか6年もの間僕に対してある種の特殊な感情を抱いていたのかと思うとゾッとします。

僕は僕自身への誹謗中傷ならまだしも、匿名の影に隠れながら僕の大事な友人たちにまで生命の危険を予告するような悪質な脅迫行為を行ったり、僕の家族のことまで引き合いに出して貧乏人の子どもだから育ちが悪いとか、下品な両親に育てられた下品な家庭出身とか言ってけなされたことが本当に許せませんでした。


ただ今回の件で思うことはたくさんありました。

犯人の嫌がらせ行為が僕の友人たちに及び始めたときに、嫌がらせ行為が確認できた友人たちには順次「なんだか俺のせいで変なことに巻き込んじゃってごめんね。」とメールなり電話なりを入れましたが、彼らの中の少なくない人たちは「うん、全然平気。っていうかね、俺もこういうことされたことあるし…」なんて言葉が出てくるんですよ。

特に少し外見が目立つような友人や、友人が多く交友関係も活発な人などに顕著に被害の経験があり、驚きを隠せませんでしたよ…。
こんなに被害者がいるということは、それだけ加害者がいるということですよね。
気に入らない人がいたら、と言うか、自分よりも楽しそうな生活をしてるっぽい人、自分よりも充実してそうな人のことならいくらでもバッシングして良い、という変な不文律みたいなのを感じました。本当に自分の生活が充実している人ならば、他の人が何をやっていようが対して気にならないものでしょう。

自分が退屈な生活を送ってるのは社会のせい、今の自分が幸福じゃないのは、幸福な奴らのせい。自分はかわいそうな被害者なんだから、自分が何かの加害者になるはずがない。僕は被害者なんだから僕を不愉快にさせるものはいくらでも叩いて良い…。

こういった具合に、行き過ぎた被害者意識が人を凶暴化させているな、というのを感じました。
国家や巨大企業など、強いものに言論で立ち向かう際には、一種の匿名性も必要かもしれません。
ただ、市民生活の上で言えば匿名での批判や意見表明というのはやはりまだまだ信頼を得られないのが現実的でしょう。

犯人は友人たちに執拗に僕のことを「犯罪者」とか「薬漬け」とか言いふらして回っていましたが、友人たちは誰もそんな不気味なアカウントの言うことなんて信じなかったし、むしろ僕に対してではなく、その犯人に対して辟易していました。
ネット社会の進展とは言えども、やはり顔が見えるものの方への信頼というのは圧倒的なものだなと感じました。



今回、本当に大変な出来事ではありましたが、改めて人の優しさに触れた機会でもありました。

一番は、やはり今の友人たちです。
僕のせいで自分たちも嫌がらせに遭っているにも関わらず、彼の暴言や誹謗中傷などは信じず、最後まで僕のことを信じてくれました。それどころか、励ましの言葉をくれる人もたくさんいました。

いろんな作戦を一緒に考えてくれた人もいました。ITに精通した友人はいろんな情報を教えてくれたし、すごく力になってくれました。

そして、どうしようもなくなって警察署に逃げ込んだとき、担当してくださった刑事さんもとても頼りになる方でした。恐らく年齢も僕と同じくらい、30歳前後くらいの若い刑事さんでした。

僕もけっこう精神的に滅入っていて、警察署で調書を取ってもらっているとき、

「私もいけなかったんです。友達たちと出かけた時の楽しそうな写真などを不用意にUPしていたせいで、友達たちにまで迷惑をかけるようなことになってしまって…。」と、つい弱音を言ってしまうと、

「どうかそんな風に思わないでください。あなたは普通のモラルある20代の若者ですし、あなたは当然に認められた権利として、ただ自分の人生を楽しんでいるだけじゃないですか。あなたが自分を責める理由などありません。」と言ってくださいました。

いろんな事情を話している刑事さんだったので、当然僕がゲイであることも知っているし、僕の交友関係、男性関係なども包み隠さず話してきました。きっと心のどこかで「気持ち悪い奴担当しちゃったな」なんて思われてるんだろうなと思っていたのですが、その刑事さんは僕を「普通のモラルある20代の若者」と言ってくれたことがすごく嬉しかったですし、おかしな偏見で市民を差別しない、本当に正義感の強い方なんだなと思いました。

自分たちは、ステレオタイプなゲイのイメージが跋扈する世の中でずっと生きてきているので、どうしても心のどこかで、「自分は2級市民扱いでも仕方がない。」と言った、ある種の諦めと言うか、偏った色眼鏡を通した視線に晒されることにある意味で慣れてしまっている部分がありました。

なので、当たり前のことなのかもしれないですけど、刑事さんのその言葉はすごく励ましになりましたし、勇気をもらいました。
中には、自分のセクシュアリティに後ろめたさを感じるあまり、警察や弁護士、関係機関などに助けを求めること自体を躊躇している人もたくさんいると思います。

その刑事さんのような人が増えれば、きっとそうした泣き寝入りを減らせるのに…と思いました。
どうかあの刑事さんが今後たくさんの部下を持ち、困っている人を助ける使命を忘れずにいらしてくらたら本当に嬉しいと思います。



また、最終的に彼を特定するに至った書き込み(つまり、犯人の勤める会社のIPを特定するに至った書き込み)は、5月に書いた真崎航さんへの追悼の記事へのコメントだったことも、何か運命的なものを感じます。

航さんはご生前、あのきらびやかで華やかなスポットライトで照らされている姿の影で、実はネット上での陰湿な嫌がらせや脅迫行為、誹謗中傷やストーキング行為に遭っていました。亡くなる直前までこうした行為は続いていたようで、彼自身もとても苦しめられていたと聞いています。

その航さんへの弔いの言葉と、航さんとの思い出のエピソードを書いた記事についた僕への心無い嫌がらせのコメントから今回の犯人の足がついたのは、偶然ではないと思います。もしかすると、航さんが天国から助けてくれたのかもしれません。そう考えると、少し鳥肌が立ちますし、僕自身も人に言えないような悪事は今後も絶対にしてはいけないなと思います。人の行動というのは、良いものも悪いものも見られているものなんですね。




また、今回お世話になっているネット犯罪に詳しい弁護士さんの事務所に行ったときに、契約書を作ってもらっている間の雑談で聞いた話なんですが、最近では「学校の裏掲示板に自分の悪口をたくさん書かれた。どうしていいかわからない。死にたい。」と泣きながら事務所に電話してくる小中学生がいるんだとか。本当に胸の痛くなる話です。

今回の嫌がらせをしてきていた人も、絶対にバレないと思っていたそうです。
勘違いしている人が多いみたいですけど、この世に完全なる匿名な空間などありません。
むしろ、道を歩いていて突然知らない人から「死ね!」と叫ばれても、その場で走って逃げられてしまったらどうしようもありません。

しかし、ネットで誰かのことを指して「死ね!」と書いたら、その発言はIPアドレスやホスト情報といった個人を特定できる情報と一緒に半永久的に保存されます。そう考えると、むしろインターネット上のいたずらの方が現実世界よりも足が付きやすいと考えた方が現実的かもしれません。

僕もブログやツイッターをやっている以上、どこかの掲示板なり噂話なりで批判的なことを言われるのは織り込み済みです。そんなことにいちいち目くじらを立てていたら、こんなブログもやってられません。

しかしながら今回の件に関しては、僕の友人たちを巻き込んだり、名誉を著しく傷つけるような行為が多く、しかも言動もエスカレートしていて、挙句の果てに会社のネットワークから書き込んでくるなど、ハッキリ言って常軌を逸しており、相手に正常な判断能力は残っておらず、このままでは実害にエスカレートすると判断して、警察に行く決心をしました。


今回の個人特定に至るまでの間には、友人たちと様々な作戦を考え、実行してきました。
そして、こうした被害に遭っている若いゲイの仲間は実はけっこう多いということもわかりました。
今後は自分も、あまりSNSには依存せず、もっとリアルな時間を共有できる友人知人たちと過ごす時間を大切にしていきたいと思います。

今回のことがあって、いろいろな人から話を聞く機会がありました。特に、同じようにストーキング被害に遭っていた人の話もけっこう聞きましたし、ストーキングから殺人事件にまで発展してしまった、いわゆる『桶川ストーカー殺人事件』のルポの本も読んだのですが、程度の差はあれストーキングや特定の人への執拗な嫌がらせ行為に走ってしまう人には共通の偏執病的特徴や独特の思考パターンがあるようにも思いました。

今回の経験を経て、同じように苦しい思いをする人の相談に乗って行ければ良いなと思いましたし、そうすることが、自分を助けてくれた友人たちへの恩返しにもなるのかなと思いつつ…。


いろいろとご心配、ご迷惑をおかけした読者の方もいらっしゃるかと思います。
すみませんでした。そしてありがとうございます。
今後もこちら『陽のあたる場所へ―A PLACE IN THE SUN―』をよろしくお願いいたします。




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