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どうも、英司です!
年末の台湾日記を年明けに書いたかと思えば、1月ももう終盤。
この時期は本当に早いですね。特に2月は物理的にももっと早い!!
でも、春が好きなので早く春にならないか待ち遠しいです。

そんなわけで今日のエントリーです。

今日のテーマは「日本のLGBT市場」についてです。
海外では近年非常に注目を集めているLGBT市場ですが、これが日本ではどうでしょうという話。

ちなみにLGBTとは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー等のセクシュアルマイノリティの総称のことで、ここをニッチマーケットとして注目している諸外国の経済評論家が「LGBTマーケット」という概念を提唱しています。

日本ではまだ、「市場」というアプローチからLGBTの可視化を進めようという潮流が主流とは言えない状況なのかなと感じております。というのも、「LGBTの可視化」などというと、権威主義的な論壇や、一般的なゲイたちにはちょっと近づきがたい「社会運動」や「ゲイリブ」という文脈で語られることが多く、そういった文脈と「経済」や「市場」といった発想やアプローチが、必ずしも相入れるものではない感があるからです。

こうした「人権」と「経済」が両輪を成して駆動させることは難しいのかなと感じていた矢先、昨年末、知人の伝で参加した日本初のLGBTアワード「TOKYO SUPER STAR AWARD」は、見事にこの2点を両立させていたイベントだと思いました。
ラグジュアリーなイベントである一方で、LGBTコミュニティをより明るい方向へエンカレッジしていくイベントの方向性にも大変共感できました。

日本でLGBT市場と似た構造を持っていて、なおかつ少し先を行く市場が近年注目を集めています。
それこそが「オタク市場」でしょう。

日本で「オタク」という言葉が一般的になったのは、80年代終盤に起きた連続幼女殺害事件の犯人、宮崎勤の家に、アニメなどのビデオテープがあちこちの棚に敷き詰められていたことから、「オタク」という言葉が一般的に広く伝わるようになりました。

つまり「オタク」とは根暗で陰湿で、何をしでかすかわからない、気持ちの悪い人。だいたいそんなイメージとセットになって広まった言葉だと思います。

それが時代を下るにつれて、当初のマイナスなイメージは薄れていき、「なんとなくハイテクな文明機器を使いこなし、局地的に深い情報を知っている人」と言った中立的な形容詞に変わってきたように思います。

自分が記憶してるところによると、僕がまだ小学生だった90年代前半までは、「オタク」というのは相手をバカにするときの言葉でしたが、ある時期、たぶん2000年に入った頃、僕の年齢で言うとちょうど高校生になったくらいのときから、映画やアニメが好きな人が、自らを「俺ってアニメオタクなんだ」などと自分を「オタク」と名乗るような人も出てきた時期だったと思います。

それがついには市場を形成する一種の「経済階層」を表す言葉へと置き換わって行ったのは、PCでブロードバンドが普及した2000年代前半~中盤くらいだったかと思います。
それまであくまでアンダーグラウンドなサブカルチャーだった同人誌や同人会などが、インターネットを通してより広い人に発信できるようになったり、より多くの作品が見られるようになったりして、最近ではPixivなどのようなキャラクターデザインを専門としたSNSまで登場するなど、「オタク文化」はかつてのロックなどと同様に主要カテゴリの一種としてエントリーされるカルチャーにまで昇華されました。

その途中、秋葉原での無差別殺傷事件という悲惨な事件もありましたが、あの事件も特段「オタク」ということやオタク文化の中心地である秋葉原で起きた事件という側面はあまり取り上げられず、どちらかと言えば生活の不安定な派遣社員が抱える問題や、近年拡大した経済格差、絶対貧困率の増加が人心を荒廃させたという側面からの報道がほとんどだったと記憶しています。

僕はこうした経済階層としてのオタク文化と同じようなことが、LGBT文化にも近々起きるのではないかと感じています。
LGBTはオタクに比べて見分けるのが難しい面もありますが、確実にLGBTに特化して消費されているサービスや商品は少なくないと思います。

例えば主たるものではスポーツジム。
会社を見渡してみても、ジムに定期的に通っているノンケ男子は少数派。しかし二丁目に飲みに行けば、ジムで鍛えた締まった身体の男性がたくさんいます。これはプロテインもセットになって同じことが言えるかもしれませんね。

あとはアメカジブランド。DIESELやアバクロなどと言った少し派手目で綺麗なボディラインの洋服を着てるノンケ男の30代はやはり少数派。しかしゲイには絶大な人気を誇るブランドですね。

あとは旅行。ゲイには結婚も子育てもないので、言ってみれば給料から家賃や光熱費を引いたお金が丸々お小遣いになるわけで、海外旅行が趣味のお仲間はとてもたくさんいます。
その頻度や、旅行先で使っているお金の金額を見ても、同じ世代のノンケとは比較にならないほどです。

お酒も同様のことが言えるでしょう。インターネットやスマホアプリが発達したおかげでわざわざ2丁目まで飲みに行かなくても出会いがあるとは言いますが、まだまだゲイバーやクラブイベントを出会いの場、友人との交流の場に使っているゲイは多いと思います。

これらの総額を出すと一体幾らくらいになるでしょうか。
決してどこの企業も無視できない金額になりそうな臭いがプンプンしますよね。

「ゲイ?レズビアン?なにそれ気持ち悪い」と言われる存在から、最先端の情報を取捨選択し、主にアパレルや旅行などと言った洗練された消費活動を行う経済階層として注目される日はそう遠くはないと思います。

ただ、最近になって時々思うのは、経済階層としてゲイが注目されればされるほど、「ゲイ」を受け入れてくれている人の中には、その人が想定している「ゲイ像」(オシャレな洋服を召していて、音楽、映画などにも詳しく、同年代のノンケにはなかなかいない洗練された男性像)に対しては非常に好感的なんだけど、そうでないゲイに対してはあまり理解を示さない人が出てくる懸念点もあるかと。

でも結局は資本主義社会においてはお金が動くところにムーブメントが起きるのも事実。
ゲイリブ的な社会運動もよろしいけど、そろそろ新しい潮流、新しい切り口でゲイコミュニティをPRしていく必要がある時期にきているのかもしれませんね。


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