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初恋のことって、覚えてますか?

どうもこんにちは、英司です。
久々の更新になってしまってすみません!!
仕事とかゴールデンウィーク中の大阪旅行とかいろいろ忙しくて、ついこちらが蔑ろに・・・。

しかも、セクシュアリティに関する記事をまだ書いていないことに気付き、今日は自分の「初恋」の経験をもとにセクシュアリティネタについて書きたいと思います。

お時間ございます方はお付き合いくださいまし。

自分の初恋はたぶん16歳のとき、高校2年の秋頃でしたね~。
ちょっと遅いんですが、決定的にこれだって思ったのはそのときでした。

相手はもちろん(?)男性。同じクラスの人だったかと。
当時は今みたくグラインダーもmixiもTwitterもありませんし、家のPCでこっそりネットでゲイって打っても、出てくるのはエロサイトばかりで、家族共有のPCだったのですぐにWindowを閉じて必死で履歴を削除。

そのため同性愛に対する正しい知識を得られなく、テレビとかで見る同性愛者なんてお笑いのネタにされてるような気持ち悪い存在。「自分はあんな気持ち悪い人たちとは違うはず!」って自分で自分の気持ちを否定する毎日でした。

自分ってすごい異常なんじゃないか。男性が好きな男性なんて世の中に自分自分ひとりなんじゃないかとかって絶望にも似た気持ちを抱いていました。

普通、ノンケの人だと「初恋」って甘酸っぱいものだと思うし、人を好きになるって素晴らしいことじゃないですか。でも自分にとって「初恋」って、自分の”異常性”(ホントは異常でもなんでもないんだけど)を発見してしまった出来事のように記憶してて、なんか苦しいやら淡いやらで複雑な気分ですね。

当時自分は演劇部に所属していて、小さい部活ながら女友達数名と切り盛りして、コンクール前はそれぞれの友達を巻き込んだりして必死に運営していました。そんな経験もあって、クラスでは文化祭実行委員に任命してもらっていました。

一方で初恋の彼はサッカー部のエース。クラスでも人気者のお調子者。しかも学級委員。もちろん女子ウケは良く、当時の自分は別に暗いわけではなかったけど、やはりどちらかと言えば「オタク」的な感じだったので(今でこそ「オタク」は市民権を得ているが、10年前の田舎の公立高校では体育会系>>>>文化系=オタクという位置づけだった!笑)、2年生に進級した春にクラスが一緒なったときは、正直内心で彼を「ちょっと苦手なタイプだなぁ・・・」と感じていました。

しかし、夏休みに部活の帰りが一緒になったり、夏休みが終わって間もなく始まった文化祭の準備では、僕は文化祭実行委員として、彼は学級委員としてクラスをまとめるために協力すべく、みんなより1時間も2時間も早く学校に来て2人で打ち合わせをしたりしていくうちに、ああ、自分はこの人のこと勘違いしてたなぁ。本当に素晴らしい友達ができたな!思っていました。

で、文化祭が終わって、自分とその人との絆も、クラス全体の絆もすごく深まったのを感じながら、クラスみんなで「ファミレス」で打ち上げやったり、その後は学校近くの公園で終電まで遊んでたりして・・・。本当に最高の瞬間だった!自分の高校生活の中で一番最高潮なときだったと思います。

また始まった普通の日々。日常に戻ったんだけど、そのときにどうも彼に対して「友情」とは別の感情が芽生えていることに気付きます。
そこからの日々が本当に毎日が辛かった・・・。

向こうはもちろんこちらの気持ちなんて知る由もないですから、普通に接してくるわけです。しかも疎遠だった文化祭前よりも親しい感じで。
でもそうやって接していくうちに、どんどん好きな気持ちが募っていってしまって、その気持ちが深まれば深まるほど、頭に浮かぶのは笑いのネタにされるお笑い芸人の演じるホモなど。

「自分はそんなんじゃない・・・」
多感な年頃の高校生にはちょっと深すぎる自尊心への傷でした。

「あの人のことが好きって気持ちを認めたら、もう自分はこれまでみたく普通の生活が送れなくなるんじゃないか。家族や友達も自分を気持ち悪いと見切って離れていってしまうんじゃないか。」

そう悶々と悩みながら、16歳の僕が出した答えは「彼を自分から遠ざけること」でした。
同じクラスなので限界はありましたが、それまで一緒にご飯を食べていたのにある日から自分だけ他のクラスの友達と食べるようになったり、それ以外にも、もう目を見て話さなくなったし、ことあるごとに冷たく接したりしてしまって・・・。

相手にしてみればすごく不思議で不可解な行動だったと思うし、少なからず嫌な思いをさせてしまったと思います。実際に何度も怒られました。

内心ではセクシュアリティの劣等感に苦しんで、自分自身の「初恋」すらも否定して。
こっちの世界ではもっともっと壮絶で波乱万丈な人生の話を聞くけど、自分は自分なりにとても苦しかったです。そのことで長らくの間、自尊心を失ってしまい、それを回復するのにとても時間がかかりました。

帰りの電車の中で1人、泣きそうになったこともありました。
「なぜ自分は男の人なんかを好きになってしまったんだろう。なぜ好きな人から嫌われるようなことをしなければならないんだろう・・・。」
その出来事まではすごく平和で楽しい高校生活だったのに、すべてが苦しくて辛い日々に変貌してしまった・・・。
自分を生んだ親のことを恨んだりもしました。そうやって悶々と高校2年の秋~冬を過ごしていて、本当に目の前のことが辛くて辛くて仕方ないときに、ふと思いました。

「都会の大学へ行けば、何かが変わるかもしれない」

通っていた学校は、定員割れを起こすような高校だったため、大学へ行く人などほとんどおらず、進学など自分もほとんど考えていませんでした。でも、何か目の前のことから気持ちをそらして打ち込めるものが欲しくて、「勉強」って今までの自分が一番サボってきたことだし(だからそんな荒れた高校にいたんだけど・笑)、そのサボってきた勉強をして受験をして、都会の大学でいろんな人に会って、いろんな価値観に触れて、もっと広い世界を見るんだ!って。

今考えると笑っちゃうくらい青臭いんだけど、当時の自分はけっこうマジでそういうこと考えてて(笑)
先生や親も「ウチの高校から都内の大学へ進学するなんて無理!どーせ無駄な努力になるからやめときな」といったスタンスでした。

でもそう言われれば言われるほど「何クソ!」と燃えてしまうところもまた、当時の自分は徹底的に青臭いですね。

で、けっこう苦労して勉強して、周囲の大人たちの大方の予想を裏切って希望していた大学の希望していた学部に合格したわけですけど、そんなんだからもうルンルン状態で高校の卒業式迎えて。
でも久々に登校したら、やっぱり考えてしまいました。

やっぱり1つだけ心残りが・・・。
僕がそんな態度を取っていたせいで、そのときはすっかり疎遠になってしまっていた初恋相手の彼。真相を言う勇気は到底持ち合わせてはいなかったけど、たった一言でも謝れれば良かったのに、結局一言も話さないまま卒業式を終えて、打ち上げでもずっと同じように避けてばかりいて、それきり最後になってしまいました。

それが自分にとっての初恋の体験でした。
でも最近、実はこのときのことが今でもけっこう尾を引いているなぁと感じることがあります。

今は状況も時代もあの頃とはかなり変わりました。
自分も大人だし、ゲイ同士の出会いの場にだって自由に顔を出せるようになりました。
でも何か条件反射的に、タイプな人がいると目を見て話せなかったり、その人と自分とを比べてやっぱり自分ってダメだ・・・みたいな気分になったりとか。挙句の果てに「自分ってこの人のこと好きになっちゃいけないんだよね」って反射的に思うときがあります。
相手がゲイであってもです。これは初恋のときの思考様式が条件反射しているように感じます。


恋愛においてはそのときから時間が止まったまま、何も進歩していないような気もします。
単に「イケる」とは別の「好きだなー」って気持ちが現れると、すぐにそれを「いけないこと」と叫んで押し寄せてくる波が心の中に現れる。そういった感じでしょうか。
今はもうゲイデビューから7年近くも経っていて、新たに出会う相手だって好きになりえる相手だってほとんどがゲイなはず。なのに恋愛することが「いけないこと」のように心のどこかで思っている。

きっと初めて人を好きになったときの「好きになり方」って、その後の恋愛観にもいろんな影響を与えるのでしょうね。
自分もそうこうしているうちに彼氏のいない生活が4年を突破(笑)
友達との気兼ねない時間や、まだまだ自分の好きなことに精一杯時間やお金を使いたい気持ちが強いですが、そろそろ落ち着くのもいいんじゃないかななんて気持ちも芽生えはじめた今日この頃でもあったりします。

でも、自分の心の中の障壁を取り除くのにはまだまだかかりそうですけど(笑)

そんなわけで今回は、セクシュアリティについて書いてみました。
いかがでしたでしょうか。

すべてのゲイの人が自分と同じような思考をもっているわけではないけど、周囲のゲイの友達の話を聞いていると、やっぱり多感な思春期や青春期の頃に自分の存在だとかに悩んできた人はやはり少なくないように思います。

もし今、まさに16歳のときの僕のように悩んでいる人がこのブログを見ていたら、どうか安心して欲しいです。同性を好きになることなんて異常なことでもなんでもないし、こうやって普通に自立して、ゲイの友達と気兼ねない週末を送る大人はとてもたくさんいます。

そして同性愛についてよく知らなかった人は、とても僭越ではありますが、もしかしたら周囲に自分のセクシュアリティに悩んでいる人がいるかもしれないので、あまり同性愛者をバカにしたような言動を極力控えていただけるとありがたいなと思います!

そんなわけで、長々と初恋の話からセクシュアリティの話までお付き合いいただきましてありがとうございました。


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プロフィール

英司

Author:英司
いらっしゃいませ!英司と申します。中央線カルチャーが好きで、東京・高円寺に在住の会社員。日々感じたことから、少し役立つ(?)情報まで、いろいろ発信していければと思います。

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